2018年07月13日

天窓進化論 -四角から丸へ-


スカイライトチューブは、なぜこんな形になったんだろうか?
天窓と見比べていてふと思ったこと。
スカイライトチューブと天窓の違い


天窓」は、「四角」でガラス面はほぼ屋根と同じ高さで「ひらべったい」形。

天窓

それもそのはず、明りを取り込むといったら「窓」
その窓は、四角いのが当たり前。
光を通すガラスは平面なのが当たり前。


でも、スカイライトチューブは「丸く盛り上がった形になった。
なぜなんだろうか?その理由を想像してみた。



僕は、動物や植物が、今の環境に順応していくために
進化を繰り返しているように


「天窓」も今の気候条件にあわせた
快適な「あかり環境」を生み出すために
進化しようとしたんだと思う。


「ひらべったい天窓」が頑張って、四方八方を不公平なく明るくしようと、
もがいた結果、角が取れて「丸く」なり、


そして、もっと明るくするために太陽に近づこうとしたら、
真ん中が盛り上がってきて「ドーム状」になった。

スカイライトチューブのドーム



でも、今のままでは、1階の部屋までは明るくできないので、
さらに頑張って、光を届けようとしたら

まるで、オタマジャクシに足が生えてくるように
光を逃がさないようにする「光反射チューブ」が伸びてきて、一階まで光を運べるように進化した。

チューブが伸びてきて



光が導かれた部屋では、四角いハイライト部分ができて、
極端に明るいところが出来て、「まぶしい」「暑ーい」などと
夏には、邪魔者扱いされた経験から


極端に明るいところを作らないように、
光を散らすことができるように、「散光カバー」が備わった。

散光カバーがついた。





「天窓」が、頑張って変態して、
気づいてみたら「スカイライトチューブ」になった。



まるで、魚が陸に上がるために進化していったように。


「四角」

四角




から「丸」へ。

丸



これは「太陽のあかり」を室内に届けるための


必然の進化だったのかもしれませんね。







◎「太陽のあかり」スカイライトチューブがよくわかる動画はこちら。

 【スカチューマン藤井の自宅は、3方を囲まれた3階建て。
 1階も2階も薄暗い生活を強いられる中で、半信半疑のもと
 祈る思いで設置したスカイライトチューブ。
 はたして3階建ての1階の部屋まで明るくなるのか??】






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